補助金の申請で、もっとも時間がかかるのが事業計画書です。書類の不備は直せますが、計画書の内容は申請の可否に直結します。
※ 制度によって指定の様式があります。まず申請する制度の参考様式を入手し、それに沿って書いてください。
基本の構成
| 項目 | 書くこと |
|---|---|
| 事業概要 | 誰に、何を、どのように提供しているか |
| 自社の強み | 競合と比べて何ができるのか。経験・技術・顧客との関係など |
| 市場・顧客 | 顧客は誰か、市場はどのくらいあるか。根拠となる情報 |
| 課題 | 現状の課題は何か。数字で示せると強い |
| 取り組み内容 | 何をするのか。今回の投資・施策の内容 |
| 実施体制 | 誰が、どのように進めるのか |
| スケジュール | いつからいつまでに、何をするか |
| 収支計画 | 売上・費用・利益の見通し |
| 効果 | 取り組みによって何がどう変わるか。数値目標 |
審査で見られる5つのポイント
- 実現性:計画に無理がないか。体制・資金・時間は足りるか
- 独自性:他社と同じではないか。自社ならではの強みがあるか
- 市場性:顧客がいるか。需要の根拠があるか
- 効果:生産性や売上の向上が見込めるか。数値目標があるか
- 継続性:補助事業が終わったあとも続くか
採択を保証するものではありません。審査があることを前提に、根拠のある内容を積み上げることが大切です。
書くときのコツ
- 数値は根拠とセットで書く:「売上を1.5倍に」ではなく、なぜそうなるのかを説明します
- 図表を使う:関係者や流れは図にすると伝わります
- 専門用語を避ける:読み手が自社の業界を知っているとは限りません
- 1つの主張に1つの根拠:思いつきの施策を並べるより、絞ったほうが伝わります
- 指定様式の文字数に合わせる:分量が決まっている場合は、要点を絞ります
避けたい書き方
- 「がんばります」「尽力します」など、具体的でない表現
- 自社の都合だけが並んだ内容(顧客や市場の視点がない)
- 数字の出典が示されていない
- 他社の計画書をそのまま使う(内容が自社と合わず不自然になる)
- 制度の趣旨と関係のない取り組みを無理に盛り込む
書いたあとは、第三者が読んで理解できるかを確認してください。公的相談窓口で見てもらうのも有効です。
あわせて確認しておきたいこと
- 制度の審査基準・配点(公募要領に記載されています)
- 必要な添付書類(見積書・決算書など)
- スケジュール(事業実施期間に収まるか)
書類の一覧は補助金申請の必要書類チェックリスト、流れは補助金申請の流れでご確認ください。
出典・参考(公的機関の一次情報)
- ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金 公式サイト(公募要領・事業計画書の参考様式)
- 中小企業庁「補助金の公募・採択」
- よろず支援拠点 全国本部(中小機構)
情報基準日:2026年9月。制度の内容・要件・締切は変更される場合があります。お手続きの前に、必ずリンク先の最新情報をご確認ください。
無料の助成金診断と、ホームページのご相談
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